ラピスラズリ・アメジスト ブレスレット
¥13,200
説明
澄み切った深遠の夜空のような深いブルー。ラピスラズリは古くから多くの人々をひきつけてきた歴史を持つ石です。
語源はペルシア語から派生したアラビア語の『ラズワルド lazuward=天・空・青』を由来としています。時は中世から現代までそのまま名前を引き継いでいる唯一の石です。
当時、産出国のアフガニスタンを渡り、シルクロードから海を超えて来たことから英語圏では『ウルトラマリン』といい、ウルトラマリンブルーという特に深く鮮やかな色を指す色名はこのラピスラズリから来ていると言われ人々を魅了してきたそうです。
日本では奈良の正倉院にラピスラズリを用いた装飾品がいくつか残されており、和名を『瑠璃』といいます。瑠璃は仏教の世界で極楽浄土を飾るとされる「七宝」のひとつ。『幸運のお守り石』とされています。
メソポタミア文明から起こったバビロニアやエジプトではこの石を砕いた粉を染料を使い壁画を描いたものを護符とし、最高の力を秘めた護符として黄金に匹敵する価値が認められていたそうです。ツタンカーメン王の棺に”ラピスラズリ”が多くあしらわれていたことからも特別な石として扱われていたことがうかがえます。
ツタンカーメン王の首飾り。青い部分がラピスラズリ
ツタンカーメン王のブレスレット。青い部分がラピスラズリ。当時から幸運を呼ぶ石とされていました。
有名なツタンカーメン王の黄金のマスク。アイラインと頭に飾られている部分は上質のラピスラズリ
世界で最初の”パワーストーン”として認められていたラピスラズリ。
時を超え、大陸、民族を超えて紀元前から世界中で「聖なる石」として求められ、時に深い青が”夜空”、金色を夜空に輝く”星”とみたて『天を象徴する石』とされてきました。
現代の鉱物学では青色のラズライトが集合したものを指し、ラズライトが多く含まれるものほど深く鮮やかなブルーを発色します。しばしばパイライトを含み、たしかにまるで夜空に輝く星々をみるような幻想的な雰囲気がみてとれます。
ラピスラズリは9月の誕生石です。
※当店では厳選して選りすぐった高品質の天然石を調達しており、ラインナップしている全の商品に対し、品質の偏りがないよう留意しておりますが、天然石の特性上、風合いや色味に個体差がございます。天然由来の状態に起因するものですので予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
<サイズ>
ラピスラズリ 10mm
アメジスト 9mm
水晶 9mm
内径 16cm